中京マイルの新馬を勝った後、
サウジアラビアRCは2着だった
タイセイカレント(父
モーリス)。次走は
朝日杯フューチュリティS(12月15日・京都芝1600m)への出走を予定しており、今朝5日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
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坂井瑠星騎手を背に入場。
オンザムーブを追走する併せ馬だったが、向正面ではかなりの差があり、これで追いつくのだろうかという感じ。3コーナーに入っても、やっぱり2頭の差は詰まることがなく、そのままの差で最後の直線へと入っていく。
最後の直線は内を回ったこともあり、1秒半近くあった差は4馬身くらいのところまで詰まってくるが、
オンザムーブの騎乗者が後ろを確認するくらいの差はある。しかし、直線に向いた時にはスピードに乗っていたので、2頭の差はぐんぐんと詰まり、最後は追い抜いて先着でのゴールだった。
時計は6F82.5〜5F66.5〜4F51.7〜3F36.8〜2F22.3〜1F11.2秒。レース間隔の違いがあるとはいえ、前走時の1週前追い切りよりも軽く動くことができている。追い切り本数は決して多くないが、動きの質としてはレベルが高い。
(取材・文:井内利彰)