「
香港マイル・香港G1」(8日、シャティン)
香港マイルに出走する
ソウルラッシュが5日、最終追い切りを行った。シャティンの芝コースを力強く加速し、状態の良さをアピール。
マイルCSに続く国内外でのG1連勝を目指す。
香港Cの
タスティエーラは、
香港スプリントを予定する僚馬
サトノレーヴと併せ馬で準備を整えた。なお、5日に枠順抽選が行われた。
シャティンの芝コースで躍動した。
マイルCSでG1初制覇を果たした
ソウルラッシュは落ち着いた様子で姿を見せると、しなやかなフォームで徐々に加速。前進気勢十分の活気のある動きで、4F53秒0-2F23秒6を計時した。
騎乗した岩崎助手は「相変わらず良かったよ」と手応え十分の第一声。「全体時計よりも、しまい1Fをハツラツと弾けさせるような感じで。体感よりも時計が出ているのは、芝が軽いのもあるかもしれないけど、それだけ調子がいいのかな。行きっぷりも良かった」と出来の良さを体感したようだ。
22年春にマイラーズCで重賞初制覇を飾ってからとても長い道のりだった。マイラーとしての高い資質を見せながらも、G1の壁に6度もはね返されてきたが、前走の
マイルCSは完勝の内容。抜け出してからの脚は抜群だった。
昨年4着のリベンジマッチへ。「去年このレースに挑んだ時は、あまり元気がなくてハツラツとしていませんでした。今は明らかに調子がいいですね」と同助手は力を込める。
枠番抽選ではゲート番10をゲット。「内枠でごちゃごちゃするよりも、少し外めがいいかなと思っていました。いいんじゃないかな」と歓迎ムードだ。充実期を迎えた6歳馬が勢いそのままに海外G1も制してみせる。
提供:デイリースポーツ