23、24年のチャンピオンズCを連覇するなど、ダートGI級競走6勝を挙げた
レモンポップ(牡6、美浦・
田中博康厩舎)が6日、
JRAの競走馬登録を抹消された。今後は北海道沙流郡日高町のダーレー・
ジャパン スタリオンコンプレックスにて種牡馬となる予定。
JRAが同日、ホームページで発表した。
同馬は
父Lemon Drop Kid、
母Unreachable、母の
父Giant's Causewayという血統の米国産馬。20年11月にデビュー勝ちを収め、続くカトレアSも制したが、脚部不安により約1年間の長期休養に入る。復帰後も安定した走りを続け、22年4月の
鎌倉Sで白星を飾ってOP入り。23年には
根岸Sで初タイトル、続く
フェブラリーSでGI初制覇を果たした。
海外初遠征の
ドバイGSは10着に敗れるも、秋に
南部杯、チャンピオンズCを連勝して23年度の
JRA賞最優秀ダートホースに選出。今年初戦のサウジCは12着だったが、帰国後に
さきたま杯、
南部杯、チャンピオンズCとGI級競走3連勝を飾り、国内では連対率100%のまま引退した。通算成績は18戦13勝(うちGI級6勝)。
(
JRAのホームページより)