本記事ではnetkeibaオリジナルAIが推奨する本命候補3頭を特筆すべき過去の傾向とともにご紹介します。
今週の重賞競走は土曜日に
ターコイズS(GIII)、日曜日に
朝日杯フューチュリティステークス(GI)が行われます。その中から京都競馬場で行われる
朝日杯FSを取り上げます。まずは過去の傾向から。
過去10年の
朝日杯FSでの前走着順別成績を見ていきます。過去10年の
朝日杯FSでは前走1着馬が10勝2着6回3着8回と圧倒しています。
朝日杯FSは2歳マイル王を決める一戦ですし、前走できっちりと勝利し能力の高さを十分に示していることが重要と言えそうです。
一方、前走2着以下だった馬は2着4回3着2回と6頭が馬券に絡んでいます。この6頭の内、5頭が前走で重賞に出走し4着以内に入っていました。唯一の例外は18年
クリノガウディー。本馬は前走で重賞に出走し7着でしたが、差しや追い込みの馬が上位を占める中で先行して一桁着順に踏ん張っており力のあるところは示していました。前走で2着以下だった馬については、その時のレース格や着順、内容などを踏まえて評価は決めたいところです。
続いては、過去10年の
朝日杯FSにおける前走人気別成績です。過去10年の
朝日杯FSでは前走2番人気以内の馬が10勝2着6回3着8回と好成績を残しています。前走で高い支持を集められるのは近況やそれまでの実績に優れた点のある証拠と言えますし、そのような実力馬が順当に力を出し切り、結果を残していると考えられます。
一方、前走3番人気以下だった馬は2着4回3着2回と苦戦傾向にあります。馬券に絡んだ6頭の内、4頭が前走で2着以内となっていましたので、前走で3番人気以下だったとしてもその評価を覆している馬については注意が必要と言えるかもしれません。
それでは早速ですが、今週の
朝日杯FSでAIから導き出された月曜日時点での本命候補3頭をご紹介します。
◆素質の高さに疑う余地なし
エイシンワンド デビューから2連勝で小倉2歳S(GIII)を制しているように素質の高さは十分に示している本馬。しかし、前走の
京王杯2歳S(GII)では8着と大きく崩れてしまいます。レースではそれまでの2戦とは違い、道中は馬群の中で揉まれる形に。初めての経験に戸惑った印象が強く、力負けと判断するのは早計のように思います。
今回、同世代の一線級が相手で前へ行きたい馬も揃っていますので、前走で揉まれる競馬を経験できたことはプラスになりそうです。重賞を勝っているように能力は十分に通用するはずですし、自身の力を出し切れれば前走からの一変も十分に期待できそうです。
パンジャタワー 前走の
京王杯2歳Sでは、五分のスタートではありましたが、折り合いを重視し道中は中団に控える形に。レースでは掛かることなくリズムを崩す様子はありませんでしたし、直線に入ると力強い伸び脚で先頭へと躍り出て、最後は2着馬との叩き合いを凌いで重賞初制覇を達成しています。
今の京都は10月から開催が続き、馬場の傷みが目立っています。好走するにはスピードだけでなく
パワーも求められますが、前走は稍重での競馬。その馬場でも臆することなく好走していますので、
パワーが必要な今の京都は合っているのではないでしょうか。前走のような末脚を活かせる形になれば、GIメンバーが相手でもヒケを取ることはなさそうです。
ミュージアムマイル 新馬戦ではスタートで大きく出遅れて後方からの競馬。道中のペースは上がらずに決め手勝負となる苦しい展開でしたが、直線では猛然と追い込んで3着と力を示しています。その後の2戦では新馬戦で見せたような出遅れはなく、2走前の未勝利できっちりと勝ち上がると、前走の
黄菊賞(1勝クラス)も3馬身差で快勝と素質の高さを見せています。
今回、重賞初挑戦がGIと条件は厳しいですが、デビューから3戦を見る限り能力や素質に見劣るところはなさそうです。また、前走の2000mからマイルへの距離短縮となりますが、先週の阪神JFでも距離短縮馬が上位を独占。今の京都はスタミナが問われる馬場と言えそうですし、マイルよりも長い距離でも走れる馬が有利な印象を受けます。前走からの距離短縮はむしろプラスになりそうですし、3連勝でのGI制覇も十分に期待できそうです。
今回は以上となりますが、枠順確定後の週末版では枠番や調教時計、天候などが加味されます。現時点で浮上しなかった馬が急上昇する事もありますので、そちらも楽しみにお待ちください!