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武豊&イチロー氏 理想のチームワークが一致 重要な「本音」と「尊重」

スポニチ
  • 2024年12月12日(木) 12時36分
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 JRA(日本中央競馬会)は12日、武豊騎手(55)と元メジャーリーガーのイチロー氏(51=マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクター)がコラボしたスペシャルムービー「ICHIRO MEETS KEIBA MOVIE」を、特設サイトで公開した。

 第3回のテーマは「チーム」。完全なチームスポーツの野球についてイチロー氏は「ややこしいです。チーム競技なのに、個人でできなかったらボロカスですからね。チームが勝っても。ボロカスですからね。チーム競技じゃないのと言いたくなることもある。チームがうまくいっていたとしても、個人で結果出せていなかったらおまえクビで終わりなんで。やるしかないですよね。チームファーストなのか個人ファーストなのか問われたら凄く困りますよ」と口火を切った。

 武豊の疑問はチームが勝って自身は4打数無安打、チームは負けても自身は4打数4安打、どちらに満足感を得られるのか、ということ。イチロー氏は「どんなゲームかにもよります。シーズン最後でプレーオフ出られるかどうかの試合、その1試合で決まってしまう、負けたら終わり、であればもちろんそれは勝ちです。でも、基本的には4の4ですよ。じゃなかったらプロじゃない」とした上で「みんな言うんですよ、チームの勝利のために。じゃあ今年の抱負はチームの優勝、いや、それは当たり前だろって思うじゃないですか。そんなこと、言うことじゃないんですよ。当然それはあるものであって、その上でどんな目標が、と応えて欲しい」と続けた。

 武豊は「競馬はまた違うかもだけど、1頭の馬がいて調教師がいたり、調教助手、毎朝担当する人、馬を世話する人とかあるんですけど、我々はどの馬に頼まれるか、依頼なんで。そうするとその時はそこのチームでも、次は違う馬に乗るかもしれない。1回1回なので。いるんですよね、『僕はこの馬のために』とか言ってマスコミ向けのコメントする。僕は違うなと思って。1回1回結果を出して出せなかったらクビになってもしようがないってそっちの考えなので。結果出すことが一番、それはジョッキーの仕事としていいレースをする、ただそれだけでいいんじゃないのという感じなんですよね」と自身の考えを口にした。

 強いチームはいい時にこそ厳しいことを言い合えるとするイチロー氏。武豊は適切な距離感を取り、「必要以上にはいかないようにしていますね」とし、「よし、一緒に頑張ろうなみたいな雰囲気までは僕はあまり出さない方。仕事は仕事で馬を世話する人、毎日調教乗る人を尊敬しているんで。この人は僕よりも馬の調教はうまいはずだ、と。お互い尊重しあう方が好きなので。その代わり競馬は僕に任せてくださいの方が好きなので」と続けた。

 理想のチームワークについてイチロー氏が「本音で言い合えるチーム。これが強いチーム、いいチームにつながる」とすると、

「まったく同じですね。本音で言い合えて尊重しあえる感じがいいのかなと思いますね」と武豊も呼応していた。

 テーマが「モチベーション」の第4回は12月17日、「有馬記念」の第5回は12月20日公開予定となっている。

スポニチ

みんなのコメント 2件

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  • WWWさん

    WWW EHZ0kUA

    この記事で取り上げられている部分より、個人的には「最近の監督さんとか、他所のチームの選手のこと聞かれてすごく褒めるけど全然本音じゃないですよね」みたいな話題のところが興味深かったです。
    なんというか、豊さん自身もやむを得ずオフィシャルの場ではそういうことを言うしかなかったことがあった、という雰囲気を感じて。
    例えば去年イクイノックスが引退した時、「よかったんじゃないですか」というコメントをしてらして、それを「武豊も勝てないと認めた」と捉えられていましたが、私は武豊ほどの負けず嫌いがそんなこと思うかな、と思ったんですよね。
    まぁ当然ながら豊さんと直接お話したことなんてあるわけない一競馬民ですので、自分がそう思いたいだけと言われればそうですね、となりますが。

  • はらじゅんさん

    スポーツに限らず仕事は、1人の力ではどうにもできない。誰かのサポートで仕事として成り立つ。ミスしたり結果が悪くても1人1人が悔いのないようにやれば責められても胸を張って反論できると思う。俺も競馬のレース後の騎手コメントでアンチなコメント載せるがそれは騎手が言い訳とか事前に分かりきってる事を敗因にしてるからです。色んな情報を事前に把握してレースに挑み予想外のハプニングで負けてしまったのなら仕方ない。しかし明らかに自分のプレイングミスなら自分の腕を反省する。そうすればアンチなコメントも少なくなる。チームでも個人プレーって思うのは、自分のプレーの良し悪しがチームの質に左右されるからだと思う。例えば、作業着姿の人がタバコのポイ捨てしてたらそこで働く人はみんなマナーが悪いと思ってしまう。それと同じ事だと思います。1人の人間の行動や態度で組織全体の印象も変わる。

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