14日の中京2R(ダート1800メートル)で
古川奈穂騎手(24)=栗東・矢作=が2番人気の
サイモンブーケを勝利に導き、今年のJRA9勝目、同通算51勝目をマークした。
好発を決め、道中は好位3番手を追走。インをロスなくスムーズに回ると、直線手前で外に持ち出して一気に加速。そのまま力強くグングン脚を伸ばし、2着の
ヒヒーンとの競り合いを制した。
古川奈穂は「ずっと使ってきていますが、返し馬から状態の良さを感じていました。ゲートでそわそわするところのある馬ですが、今回はいいスタートが切れて前々につけられました。最後は併せに行ってしまうような感じで前に出ようとしなかったですが、もうひと伸びして前の馬をかわしてくれましたし、この馬の勝負根性に感謝したいです」とパートナーの奮闘をたたえる。「相手なりにしっかり走ってくれる馬なので、上のクラスでも頑張ってほしいです」と昇級後のさらなる活躍を期待していた。
提供:デイリースポーツ