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ターコイズS・G3」(14日、中山)
トップハンデも何のその。55・5キロを背負った2番人気
アルジーヌ(牝4歳、栗東・中内田)が鮮やかに抜け出し、
カシオペアSからの2連勝で重賞初制覇を飾った。
道中は中団のインを追走。勝負どころの4角から仕掛けていくと、直線でうまく外へ誘導する。最後は西村淳の左ステッキに応えるかのように脚を伸ばし、混戦の2着争いを尻目に1馬身突き抜けた。2着は6番人気
ビヨンドザヴァレー、3着は3番人気
ドゥアイズ。1番人気の
ミアネーロは8着に敗れた。勝ち時計は1分33秒2(良)。
西村淳は「関係者さんがいい状態で中山競馬場に連れてきてくれていただいたので自信がありましたし、これといったプランはなかったです。4角でも手応え抜群で、いつでも抜け出す雰囲気がありましたし、完勝でしたね」と汗を拭う。トップハンデタイでの重賞初V。「この子はポテンシャルの高い馬ですし、機嫌が良ければすごい走ってくれる馬。まだまだ奥がある馬ですし、今後が楽しみですね」と、さらなる飛躍に期待した。
母キャトルフィーユも14年
クイーンSを制しており、母子での重賞制覇となった。
提供:デイリースポーツ