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【朝日杯FSレース後コメント】アドマイヤズーム川田将雅騎手ら

ラジオNIKKEI
  • 2024年12月15日(日) 18時16分
 京都11Rの第76回朝日杯フューチュリティステークス(2歳GI・芝1600m)は5番人気アドマイヤズーム(川田将雅騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分34秒1(良)。2馬身半差の2着に2番人気ミュージアムマイル、さらに2馬身半差の3着に9番人気ランスオブカオスが入った。

 アドマイヤズームは栗東・友道康夫厩舎の2歳牡馬で、父モーリス母ダイワズーム(母の父ハーツクライ)。通算成績は3戦2勝。

レース後のコメント

1着 アドマイヤズーム(川田将雅騎手)
「とても良い走りをして、勝ち切ってくれて、ほっとしています。とても難しいタイプの馬なので、とにかく気持ちよく走り続けることを優先して、このポジションになりました。

 4コーナーで勝つと思いました。手応え通りしっかりと動けましたので、2戦目の未勝利でしっかり動くことができましたし、その感じからすれば負けないなと思いました。

 まずは、なにより、亡くなられてしまいましたが、元オーナーの近藤会長に皆でお世話になりましたし、奥様が引き継いで馬主をされている中で、こうして、アドマイヤの馬でGIを勝てたということを、本当に先生も含め、僕もとても嬉しく思っています。

 距離が延びることについては、新しいチャレンジだと思いますが、今日、しっかりGI馬まで上り詰めたことを、こうやって良い走りをしてくれたことを褒めてあげたいと思います」

(友道康夫調教師)
「(勝った瞬間は)新馬の時から期待していた馬ですから予定通りここまできて勝ててホッとしています。(未勝利勝ちからの臨戦でしたが)前走の未勝利戦がデイリー杯2歳Sの翌日で、そのレースと時計の比較などから良い競馬ができると思い参戦を決めました。

(中間の調整は)日頃からテンションが上がりやすい馬なので、新馬の後もそうでしたが、未勝利戦を使った後も10日ぐらい社台ファーム鈴鹿に出して、1ヶ月前に栗東トレセンに戻しました。飼葉食いの良い馬で間隔が詰まってもしっかり負荷をかけてここまで来ました。

(内枠でしたが)今週からDコースで内も荒れていなかったので、良い枠と思いました。(レースを見て)内枠からだったのでどこかのタイミングで外に出したいと考えていましたが、逃げ馬の後ろで良いポジションにいるなと思い見ていました。追い出してからの反応は良く、いい脚を長く使えるのがセールスポイントなので、力強い脚とみていました。

(今後の青写真は)騎手とも話していますがマイル路線になると思います。NHKマイルカップに向けて組んでいきたいと思います。(左回りは)手前を替えて走りが違う馬ではないので問題ないと思います。

(最後にメッセージを)この馬に関してはデビュー前から期待して、初めての重賞がGIで強い勝ち方をしてくれました。改めてこの馬の能力を感じました。来年は大きなところを狙えるように頑張ります」

2着 ミュージアムマイル(C.デムーロ騎手)
「スタートは速くなかったのですが、すぐリカバリーができました。レースは完ぺきと言えるぐらいだったのですが、勝ち馬は一枚上でした。マイルは得意ではありませんが対応してくれました。今後楽しみです」

3着 ランスオブカオス(吉村誠之助騎手)
「能力を示してくれました。ゲートの不安も無事にクリアして、センスある馬です。キャリアは浅いですが、こちらのアクションにしっかり反応してくれました。結果的に位置取りの差だったように思います」

5着 アルテヴェローチェ(武豊騎手)
「ペースは遅かったです。今日はあまりスムーズな競馬は出来なかったです。ラストもそんなに伸びず、こんな馬ではないのですが」

9着 ニタモノドウシ(R.ムーア騎手)
「スローペースにより折り合いが難しくなり、ベストの走りをすることができませんでした。もう少し流れてくれたら良かったと思います」

13着 トータルクラリティ(北村友一騎手)
「壁が作れず、外からプレッシャーを受け、リラックスするところが作れませんでした。原因ははっきりしているので、レースでスムーズに力を発揮できるように修正していければ良いと思います」

15着 タイセイカレント(坂井瑠星騎手)
「初めての馬ごみの競馬でかなりエキサイトしていました。枠も大外で運もありませんでした」

ラジオNIKKEI

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