22年の
桜花賞と
オークスを制し、牝馬二冠を達成した
スターズオンアース(牝5、美浦・
高柳瑞樹厩舎)が、25日付で
JRAの競走馬登録を抹消された。今後は千歳市の社台
ファームにて繁殖馬となる予定。
JRAが同日発表した。
同馬は父
ドゥラメンテ、
母サザンスターズ、母の
父Smart Strikeの血統。祖母は09年の仏
オークスなどG1を6勝した
スタセリタで、叔母に
ソウルスターリングや
シェーングランツなどがいる。
21年8月に新潟でデビュー。2戦目で勝ち上がると、年明けの
フェアリーS、
クイーンCで連続2着と好走し牝馬三冠路線へ。
桜花賞では狭い馬群を割って勝利を掴むと、
オークスでは大外枠から上がり最速の末脚を繰り出し牝馬二冠を達成。三冠を狙った
秋華賞では出遅れがひびいて惜しくも3着に敗れた。古馬になって以降は、ドバイをはじめ、国内外のGIを転戦し23年
有馬記念で2着など好走を続けていたが白星にはあと一歩届かず。先日の
有馬記念14着がラストランとなった。通算成績は15戦3勝(うちGI・2勝)。
(
JRAのホームページより)