2021年の
日本ダービー、22年の
ドバイシーマクラシックなどに勝利した
シャフリヤールが12月26日付けで競走馬登録を抹消。28日午後、2025年シーズンから種牡馬生活を送る北海道勇払郡安平町の社台スタリオン
ステーションに到着した。
現役時代は栗東の
藤原英昭厩舎に所属。2歳10月に京都競馬場芝1800m新馬戦でデビューし、デビュー3戦目の
毎日杯で重賞初勝利。
福永祐一騎手(現調教師)を背に第88回
日本ダービーに優勝し、その翌年の
ドバイシーマクラシックでは前年に全米芝牡馬チャンピオンに選ばれたユビアーをクビ差抑え込んで海外G1制覇を成し遂げている。現役時代の通算成績は18戦4勝2着3回3着4回。国内外で獲得した賞金は15億1845万9600円(
JRA発表による)」となっている。
社台スタリオン
ステーションの徳武場長は「ラストランとなった
有馬記念は惜しいレースでしたが、それを含めてデビューからほとんど崩れることなく堅実に成績を積み上げた馬。しなやかな動きは祖
父サンデーサイレンス、
父ディープインパクトを彷彿させてくれるものがあると思います。ひと足先にスタッドインを果たしている
エフフォーリアとともに競馬を盛り上げて欲しい」とコメントした。種付け料は受胎確認後250万円(受胎条件 フリーリターン特約付帯)」と発表されている。