岩手県競馬組合は14日、盛岡競馬場で「2024年度岩手競馬年度代表馬等選考委員会」を開き、各部門表彰馬と年度代表馬を決定し、発表した。(年齢は昨年のもの)

　年度代表馬(3歳最優秀馬も獲得)はフジユージーン(牡3＝瀬戸幸)。ダイヤモンドカップ、東北優駿と3歳クラシック2勝。また、園田に遠征して楠賞を勝つなど年間を通して幅広く活躍したことが評価された。

　またトーホウエンペラーに特別表彰が与えられた。99年デビューから無傷の9連勝をはじめ、東京大賞典、マイルチャンピオンシップ南部杯を制し、当時の地方競馬をけん引した。01、02年度と2年連続のNARグランプリ年度代表馬選出など、岩手競馬史に輝かしい功績を残した。昨年10月、けい養先の静内フジカワ牧場で28歳で死んだ。

　他の受賞馬は以下の通り。なお、最優秀ターフホースは芝の重賞競走が2競走しか実施されなかったため、選考の対象外となった。

▽2歳最優秀馬

ポマイカイ(牡2＝菅原勲)

▽4歳以上最優秀馬

ヒロシクン(セン5＝佐藤雅)

▽最優秀牝馬

ミニアチュール(牝4＝佐藤祐)

▽最優秀短距離馬

ゴールデンヒーラー(牝6＝佐藤祐)

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