23年の
浦和記念など、ダート
グレード競走3勝を挙げた
ディクテオン(セ7、栗東・
吉岡辰弥厩舎)が17日、
JRAの競走馬登録を抹消された。今後は大井競馬に移籍する予定。
JRAが同日、ホームページで発表した。
同馬は
父キングカメハメハ、
母メーデイア、母の
父キングヘイローの血統。母は13年のJBCレディスCほか、ダート重賞6勝の名牝。また、同じ牝系からは06年福島牝馬S覇者の
ロフティーエイム、芝の短中距離で重賞3勝の
サングレーザーが出ている。
21年6月にデビューしたが3戦未勝利に終わり、名古屋で2勝を挙げて
JRAに再転入。以降はコンスタントに白星を飾り、22年11月に晩秋Sを制してOP入り。23年の
浦和記念では5番人気の伏兵だったが、2周目の向正面で一気に先頭に立つ好騎乗もあり、初タイトルを獲得した。続く
名古屋グランプリを連勝したほか、24年には
帝王賞で3着とJpnIでも健闘。昨秋の
白山大賞典で重賞3勝目とした。通算成績は26戦9勝(うち重賞3勝)。
(
JRAのホームページより)