2月2日(日)に東京競馬場、ダート1400mで行われる
根岸ステークス。昨年のこのレースで2着し、前走は同じ東京ダート1400mのオープン特別、
ペルセウスSを勝った
アームズレイン(栗東・
上村洋行厩舎)。次走は根岸Sを予定しており、今朝22日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
朝一番のCWで
岩田望来騎手が騎乗。調教開始時の気温が0℃だったこともあり、霜が降りたウッドチップとなっていたが、これをしっかりと踏みしめた走りで、
デビットバローズと
レーウィンを追走。向正面ではさほど速い流れではなかったが、3コーナー過ぎからペースアップという流れ。
4コーナーでは最内だったが、先行馬が大外を回ったので、決して回った位置は内ではない。最後の直線に向くと楽な手応えで
レーウィンに並びかけ、ラスト1F標識を過ぎたところでは、
レーウィンも突き放して最先着だった。
時計は6F82.0~5F66.5~4F50.8~3F36.4~1F11.3秒。いくら誰も踏んでいないウッドチップだったとはいえ、この3F時計は秀逸。ここまでたっぷりと追い切りを消化しているので、中身も整った状態での重賞挑戦となりそうだ。
(取材・文:井内利彰)