2月2日(日)に東京競馬場、ダート1400mで行われる
根岸ステークス。前走、
JBCスプリントで悲願のJpnI制覇を果たした
タガノビューティー(栗東・
西園正都厩舎)。次走はこのレースを目標にしており、今朝23日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
朝一番のCW。これまで追い切りではブリンカーを着用することが多かったが「この中間は気合が乗っているので」(桜井吉章調教助手)ということで、今朝はブリンカーを着けないで追い切り。
アンデスビエントに少しだけ先行する形だったが、気分よくスピードに乗って走ることができていた。
6F標識通過から14秒台、3コーナーから4コーナーは13秒台とこの馬らしいラップで飛ばしていく。最後の直線は並ばれてあっさりと交わされるか、という感じもあったが、しっかりと粘って、手応えはやや劣勢でも同入でフィニッシュした。
時計は6F80.2~5F65.8~4F52.3~3F38.4~2F24.9~1F12.9秒。なんとか13秒を切るラストだったが、この馬としてはしっかりと動けている方。もともと追い切りで見映えする馬ではないだけに、しっかりと速い時計をマークして、負荷をかけることができた調教内容を評価すべきだろう。
(取材・文:井内利彰)