「第30回プロキオンS」の
オメガギネスも上昇一途。重賞初Vへ不安のない出来になった。
ゆったりローテで巻き返す。
オメガギネスは美浦Wコースで併せ馬。
オメガキャプテン(5歳3勝クラス)を2馬身追走する形でスタートし、直線は内へ。鞍上の杉原(レースは松山)に促されるとグンと加速し、馬なりのまま併入に持ち込んだ。時計は5F68秒2~1F11秒4。大和田師は木曜追いの理由について「まずは、よりいい馬場の状態で(行いたかった)。(馬の)
バランスとか前のプレッシャーとかも考えて今回は木曜日がいいのかなという考え」と説明。「先週の段階で、ゆがみや
バランスが悪い走りをしていたので、矯正して上向きがありました」と納得の表情を見せた。
2走前の
シリウスS2着から中4週のローテーションで臨んだ前走
みやこSは1番人気に支持されながら、よもやの10着。今回は中11週と間隔を空けて「今まで好走していた感じのスケジュールで調教をこなしてきたので、気持ちの面でもノってきてくれるかなとは思います」と指揮官。1着馬にはG1・フェブラリーSの優先出走権が与えられるが「間隔も詰まっているので、そこは考えていないです」ときっぱり。一戦必勝態勢でタイトル初奪取を目指す。
スポニチ