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【小倉牝馬S】フェアエールング&シンティレーション 同着重賞初V JRA重賞では21年チューリップ賞以来、12例目の珍事

デイリースポーツ
  • 2025年01月26日(日) 06時00分
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 「小倉牝馬S・G3」(25日、小倉)

 初代小倉女王の座は2頭で分け合った。記念すべき第1回のタイトルはフェアエールングシンティレーションが同着V。JRA重賞での1着同着は21年チューリップ賞メイケイエールエリザベスタワー)以来で、12例目の珍事となった。

 レースは逃げたベリーヴィーナスが前半5Fを57秒7の超ハイペースで飛ばす展開に。前に苦しい流れとなり、4角を回る頃には先行勢が続々と脱落。末脚勝負となり、外から猛然と脚を伸ばした7番人気フェアエールングと、内めから抜け出しを図った3番人気シンティレーションのマッチレース。最後はピッタリと鼻面をそろえてゴール板に飛び込んだ。

 フェアエールングの丹内が「勝ったと思った」と話せば、シンティレーションを駆った杉原は「絶対に負けたと思った」と振り返る。ゴールした瞬間の手応えは対照的だったが、最終的に軍配は2人に上がり、「なかなか経験できないこと。良かったです」と口をそろえると、「やったぜー!」と肩を組んでファンの声援に応えた。

 フェアエールングの和田郎師も「勝ってくれて良かった」と笑顔だ。「もともと期待が高い馬。ここにきて力をつけてくれましたね」と成長ぶりに目を細め、「また適した重賞に向かえれば」と、さらなる高みを目指す構えだ。一方のシンティレーションは所属クラブの規定により定められた引退期限まであとわずかだが、6歳でついに欲しかったタイトルをゲット。馬生を彩る重賞初Vを決めた2頭は、それぞれの道を歩んでいく。

提供:デイリースポーツ

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