巨人に新加入した田中将大投手(36)が26日、都内で開催された「~netkeibaスーパープレミアム会員限定イ
ベント~『田中将大選手と
中央競馬を楽しもう!Vol.2』」に出演。約100人の観衆を前に「マー君」ならではの”
サイン馬券”で会場を大いに盛り上げた。
全3競走で行われた予想対決は田中と予想家の井内利彰氏、ビタミンSのお兄ちゃんのゲスト3人に、観客はモバイルで投票参加するシステムで、最初の中山9R・
若竹賞(芝1600メートル)から盛り上がりを見せた。出馬表が大画面にアップされると、MCの横山ルリカが「気になる馬が入っている」と指摘したのは5番枠の
リトルジャイアンツ。加入後最初のイ
ベントでまさかの馬名に会場からも拍手が沸き起こったほどだ。
その中山9Rは田中自身も5番の同馬を入れた馬連BOX(1)(5)(9)(10)の計6点で勝負。「これは、無視できなかったです。一番初めてのイ
ベントと言うことで、巡り合わせ的には買っておかないと」と説明したが、買い目に入れた9番枠の
エーデルクローネは自身が
一口馬主として出資していることも明かした。
肝心のレースは、スタートから最後方に置かれた
リトルジャイアンツに会場からはため息が漏れたが、最後の直線に向いてからは徐々に歓声へと変化。最後方にいた同馬が大外から勢いよく追い込んでくると、ゴール板ギリギリで差し切り、会場は大きな拍手で包まれた。しかも、2着馬は田中の出資馬
エーデルクローネ。(5)-(9)で馬連をズバリ的中させた。馬連は550円だったが、ゲストのお兄ちゃんは「大きな力が動いている」と興奮気味。奇跡的な「マー君」の
サイン馬券で決着したが、本人は「ジャイアンツに出資馬だけで当たっただけなんで…」と苦笑いだった。
予想対決の一発目以外は的中できなかったが、田中は
エーデルクローネ以外にも複数頭のクラブ馬主に出資していることが判明。「ドキドキしました。レースの時間にちょうど見られなくて、(結果を知って)どういうこと?ってなりました」と振り返った一口の出資馬は、昨年末の
有馬記念で復活Vを果たした
レガレイラだった。「ほかにも(出資馬は)けっこういっぱいいます」と馬主ライフを楽しんでいることも明かした。
スポーツ報知