中京11Rの第30回
プロキオンステークス(4歳以上GII・ダート1800m)は5番人気
サンデーファンデー(
鮫島克駿騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分50秒6(良)。アタマ差の2着に1番人気
サンライズジパング、さらにクビ差の3着に3番人気
ドゥラエレーデが入った。
サンデーファンデーは栗東・音無秀孝厩舎の5歳牡馬で、父
スズカコーズウェイ、
母ファーストレディ(母の
父スマートボーイ)。通算成績は19戦6勝。
レース後のコメント
1着
サンデーファンデー(
鮫島克駿騎手)
「(調教師の)音無先生が2月で定年で引退されます。またこれまでたくさんの馬に乗せていただいたので、今回のチャンスを生かせて良かったです。今日は絶対逃げようと思っていました。何が来ても主張する構えでした。
ペースに関しては1、2コーナーは上げすぎずに入って3コーナーから徐々にペースアップをしようと考えていました。2着に来た
サンライズジパングも跨って知っていましたし、なんとか振り切ってくれという思いで乗っていました。
昨年の暮れこの馬が勝った時、私の馬は2着でしぶとい馬という印象で、ハイペースで行っても止まらないと思っていました。そのスタミナが強みです。昨年は自分自身不甲斐ない成績でしたので今年はいいスタートを切れたと思うので今後も頑張りたいと思います」
2着
サンライズジパング(
坂井瑠星騎手)
「ペースが流れないと思ったので、できれば2番手を取りたかったのですが、進んで行けずあのポジションになりました。内を捌いて行けるタイプではないので、外を回る形になりました。強い競馬をしてくれましたが、楽に逃げた馬に残られてしまいました」
3着
ドゥラエレーデ(
川田将雅騎手)
「集中して良い走りをしてくれて、最後まで良く頑張ってくれました」
4着
ホウオウルーレット(
岩田康誠騎手)
「よく走っていますが、勝とうとするにはもう一列前のポジションが良かったです。差しては来ていましたが、動きたい時に動けませんでした」
5着
ミッキーヌチバナ(
M.デムーロ騎手)
「頑張ってくれました。しかし、行ったり止まったりで、気が悪いところがありました。一生懸命頑張ればもっとやれそうです。能力はあります」
6着
カズペトシーン(
西村淳也騎手)
「前が止まらない展開になってしまいました。最後は良い脚を使っているのですが、展開ですね」
7着
オメガギネス(
松山弘平騎手)
「返し馬から具合の良さを感じていました。スタートは躓きましたが、馬が上手くリカバリーして、番手で流れに乗れました。最後は苦しくなりましたが、このメンバーを相手に食らいついてくれました」
9着
ニューモニュメント(
酒井学騎手)
「前走は後ろから行かせて、終いは良い脚を使っていました。今日もそんなに急かさず、ロスなくインコースで脚を溜めようと思っていました。道中は手綱を持ちながらリズム良く走れました。気持ちの入った走りで、じっとしていた分、最後は差を詰めていました。9歳ですが、競馬にいっての気力のある走りを見せてくれました」
13着
サトノエピック(
国分優作騎手)
「元の師匠(国枝調教師)の馬に依頼をいただけて、ありがたいと思いました。外々を回るよりはロスなく行こうと思っていました。しかし、最後は一杯になってしまいました」
15着
ロコポルティ(
角田大和騎手)
「並びが良くて、これなら良いポジションを取れるなと思いましたし、良いところにつけられました。ついて行けているのですが、追い出した時にダラっとした感じになって、伸びませんでした。何ででしょうか...。理想的な競馬はできました」
16着
ペプチドソレイユ(
菱田裕二騎手)
「リズム良くレースをする事が出来ませんでした」
ラジオNIKKEI