新春の中京開催が26日で終了した。
中央競馬の西の本場開催は今週から京都へ舞台を移す。開幕を告げるのは「第30回
シルクロードS」(G3、2月2日、芝1200メートル)。G1
高松宮記念(3月30日、中京)への重要な
ステップレースで、本番を見据えて好メンバーがそろった。
注目は
ソンシ。オープン入り直後から6F戦線に舵(かじ)を切って2、1着。ペースに適応した前走の
淀短距離Sは先行して後続を楽々完封と秀逸な内容だった。デビューから川田が手綱を取り続け、全9戦で1番人気に支持されてきた逸材。昨年の
ファルコンS(3着)以来2度目の重賞挑戦であっさりとタイトルを獲得するか。
充実期を迎えた
ビッグシーザーはオ
パールS、
京阪杯と連勝中。父
ビッグアーサーも5歳時に
高松宮記念を制覇。晩成の血が覚醒しつつある。昨年9月の
スプリンターズS(8着)以来の復帰戦となる
ピューロマジックは快速自慢。開幕週の馬場を味方につけられそうだ。3連勝でオープン入りした
セントメモリーズは新馬戦以来の6Fが鍵だが、素質は通用する。
スポニチ