スマートフォン版へ

【AJCC】ダノンデサイル 横綱相撲 ダービー馬Vは99年スペシャルウィーク以来 安田師オーダーに戸崎圭が一発回答

デイリースポーツ
  • 2025年01月27日(月) 06時00分
0 8
 「AJCC・G2」(26日、中山)

 これがダービー馬の実力だ。有馬記念3着からの出走を敢行したダノンデサイルが初コンビの戸崎圭に導かれ、1番人気に応える快勝劇。昨年のダービー以来の勝利を飾った。2着には6番人気のマテンロウレオ、3着には3番人気のコスモキュランダが入り、ダノンデサイルと人気を分け合った2番人気のレーベンスティールは12着だった。

 横綱相撲だった。道中は中団でじっくり構え、徐々に進出すると、直線でスパート。有馬記念では3着に逃げ粘ったダノンデサイルだが、この日は鮮やかな差し切りV。ダービー馬がAJCCに参戦して勝つのは99年のスペシャルウィーク以来26年ぶり4頭目だった。

 テン乗りだった戸崎圭は「馬を内に置いてどういうバランスになるか見たい」という厩舎のオーダー通りの騎乗。「(1週前の)追い切りで初めてまたがりましたが、バランスのレベルが高い馬と分かりました。返し馬ではさらに良さを感じましたね。内に囲まれないようにと考えて、ポジション的にもリズム的にもすごく良かったです」。距離ロスをいとわぬコース取りで、G2では力の違うところを示した。

 安田師は今後を占うための試金石として臨んだ。「注目を浴びている存在なのは分かっていましたし、結果が求められる立場。勝つのは大前提で、中4週でどういう雰囲気で臨めるのか、中間に調教の量も内容も変えたので、その確認のレースでした」。1週前以外は坂路中心で運動負荷のベースを上げ、レースではしっかりためる組み立て。全てに応えたのは能力の高さ故だろう。

 「体には成長を感じますが、精神的にはまだ全然幼い。間隔を詰めたことの変化、この気負い方が疲労につながるのか否か。見極めつつ、いくつかあるプランを提案して、オーナーと相談したいと思います」と師。2000メートル以上の王道路線で主役の一角になるのは間違いなさそうだ。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント 0件

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。
  • 「いいね!」の付いたコメントが、まだありません。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す