600kg超えの巨体を誇る
ドンフランキー(牡6、栗東・
斉藤崇史厩舎)が、
根岸ステークス(4歳上・GIII・ダ1400m)で重賞4勝目を狙う。
ドンフランキーは
父ダイワメジャー、
母ウィーミスフランキー、母の父
Sunriverの血統。母は11年に
デルマーデビュータントS、
オークリーフSと米G1を2勝。19年のセレクトセール当歳で6800万円(税抜)で取引された。
ここまで18戦8勝。4歳時に京都競馬場グランドオープン記念でオープン初勝利を挙げると、続くプロキオンSで重賞ウイナーの仲間入り。
クラスターCは
リメイクの2着に敗れたが、
東京盃で重賞2勝目を挙げた。そして昨年は海外に遠征し、
ドバイゴールデンシャヒーンが日本馬最先着となる2着。帰国初戦の
クラスターCで3つ目のタイトルを獲得した。前走のBCス
プリントはダートの本場の壁に跳ね返された形だが、国内なら威張れる存在。久々の1400mも守備範囲なので、結果が求められる一戦となる。
一昨年のプロキオンSでは
JRA重賞の最高馬体重勝利記録を594kgに更新、昨年の
クラスターCでは大台を突破し、607kgで勝利を収めている。今回も馬体重が注目を集めるが、史上初となる600kg超えでの
JRA重賞制覇となるか。いずれにしても、レース前から目を離せない存在となることは間違いない。