9年目の
川又賢治騎手が、
シルクロードステークス(4歳上・GIII・芝1200m)の
エイシンフェンサー(牝5、栗東・
吉村圭司厩舎)で
JRA重賞初制覇を狙う。
川又騎手は97年11月19日生まれの27歳。17年3月に栗東・
森秀行厩舎からデビューした。初勝利のパートナーは後に重賞を2勝する
マテラスカイだった。2年目には44勝をマークしたが、その後は勝利数がダウン。22年以降は1桁勝利に留まっている。
そんな苦境で出合った頼もしい相棒が
エイシンフェンサーだ。3歳夏の1勝クラスで初騎乗初勝利。その後の13戦中12戦でコンビを組み、4勝、2着1回、3着4回の好成績を残している。とりわけ前走のカーバンクルSでは11番人気の低評価も何のその、好位から堂々と押し切ってオープン初勝利。人馬一体の走りで穴党を喜ばせた。
川又騎手はこれまで
JRA重賞に25回騎乗。18年の小倉2歳Sの
チュウワフライヤーの5着が最高着順となっている。ここで待望のタイトル獲得となるか。並み居るラ
イバルを蹴散らし、再び高配当の主役を狙っていく。