「根岸S・G3」(2月2日、東京)
データ班のイチ推しは、3走前のダート転向をきっかけに輝きを取り戻した
フリームファクシだ。コールドムーンSを4馬身差、
すばるSを3馬身差で完勝と砂適性は文句なし。もともとがデビュー2戦目から3連勝で
きさらぎ賞を制した素質馬。ここで芝砂W重賞制覇を成し遂げ、さらなる高みへと突き進むか。
▼傾向(過去10年)
フェブラリーSの前哨戦として01年に現在の施行条件で定着した。過去10年の優勝馬は本番で不出走、1着、3着、1着、5着、1着、4着、2着、1着、不出走。16年
モーニン、18年
ノンコノユメ、20年
モズアスコット、23年
レモンポップが連勝を決めている。
▼人気
1番人気〈6・2・0・2〉
2番人気〈1・2・4・3〉
3番人気〈1・2・0・7〉
4番人気〈0・1・2・7〉
5番人気〈0・0・1・9〉
勝ち馬8頭が3番人気以内。
▼
ステップ 準OP〈1・0・0・4〉
OP競走〈0・5・6・53〉
中央重賞〈8・4・4・44〉
地方重賞〈1・1・0・20〉
勝ち馬7頭がダート1200~1600メートルから参戦。同全頭が前年11月以降に一度は出走していた。
▼前走内容
勝ち馬8頭が4着以内。同7頭が1番人気の支持を受けていた。
▼性齢
4歳馬〈3・2・2・11〉
5歳馬〈4・2・2・25〉
6歳馬〈3・3・3・31〉
7歳以上〈0・3・3・60〉
4~6歳馬が中心。7歳以上馬と〈0・1・0・7〉の牝馬は苦戦傾向。
▼所属
美 浦〈2・0・1・31〉
栗 東〈8・10・9・86〉
地方馬〈0・0・0・10〉
栗東所属馬狙いが正解。
▼重賞実績
勝ち馬8頭に3着以内があった。
▼馬体重
勝ち馬9頭が前走時に480キロ以上。ある程度の馬格は欲しい。
▼決め手
逃 げ〈0・0・0・10〉
先 行〈1・4・1・31〉
差 し〈7・3・5・46〉
追 込〈2・3・4・40〉
直線の長い東京らしく差し、追い込みが利く。勝ち馬8頭が前走でメンバー3位以内の上がりをマークしていた。
▼注目馬
フリームファクシが唯一、全項目をクリアした。ダートに矛先を向けた近3戦でオープン競走を2勝。勢いのまま砂の重賞タイトルも獲得なるか-。(記録室)
提供:デイリースポーツ