28日、大井競馬5Rで行われたC2十二・十三組(ダ1600m)は、道中でマクられる場面がありながら、直線で盛り返す脚を見せた
レライタム(セ4、大井・
福田真広厩舎)が、後続に3/4馬身差を付けて初白星をマーク。“リアルダビスタ”で注目あつめる同馬が、デビュー11戦目でついに勝利を飾った。
レライタムは父
サンダースノー、
母シュシュブリーズ、母の
父フジキセキの血統。「リアルダービースタリオン」は『ニコニコ生放送』で人気ゲーム『ダービースタリオン』の世界を再現する企画で、実際に繁殖牝馬や競走馬を購入し、ユーザーからの投票によって種付け相手や出走レースなどを決定していく。
母シュシュブリーズは同企画内で購入した馬で、半姉の
クールフォルテは21年の
東京2歳優駿牝馬3着、22年の
桜花賞(浦和)3着と、重賞級の活躍を見せた。
23年11月のデビュー戦は鋭く追い込んで2着になったが、以降はなかなか見せ場をつくれず。昨年暮れの3歳限定戦で2着とひさびさに好走すると、前走1月13日のマイル戦でも3着に入り、あと一歩の競馬を見せていた。課題だったスタートもかなり改善され、今回は途中までハナに立つ積極策を披露。成長を見せ、デビュー11戦目で嬉しい初勝利を手にした。