「
シルクロードS・G3」(2月2日、京都)
前走は不可解な不発だった。2走前の
タンザナイトSを差し切って自信を深めたはずの
淀短距離S。
メイショウソラフネは二の脚を利かせて6番手へ。スムーズに直線に向いたものの、これからというところで13着へと沈んだ。
「外が伸びそうで伸びない変な馬場だったのは確かだけど、道中の位置は良かったし、あそこまで伸びないとは…。斤量か、それともケイコをやり過ぎたからか。確かな敗因はつかめない。でも、あんな馬じゃないから」と石橋師。まさかの大敗に首をかしげるばかりだ。
そこから中2週。心身ともにダメージがなかったからこそ挑む一戦。もちろん、相性のいい京都芝1200メートルで巻き返しを求めている。指揮官は「前走は1週前に坂路でびっしりと追ったんだけど、少しハードに攻め過ぎたかな。今回はそんなに攻め込まずに15-15を中心に」と反撃への策を模索する。
同舞台の
タンザナイトSでは、馬場の真ん中をパワフルな脚色で突き抜けた。その時に破ったのは今回の有力馬に挙げられる
ソンシ。「コースは悪くないし、ハンデも56キロで勝っての57キロだから想定内」と師。得意の舞台で鮮やかな変わり身が期待できるはずだ。
提供:デイリースポーツ