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【根岸S】フリームファクシ 剛健 M・デムーロ背に栗東坂路躍動 須貝師も納得「ちょうどいい」

デイリースポーツ
  • 2025年01月30日(木) 06時00分
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 「根岸S・G3」(2月2日、東京)

 ダート界に突如現れた新星フリームファクシが29日、栗東坂路でM・デムーロを背に力強く登坂した。3歳時にはデビュー2戦目から3連勝できさらぎ賞を制している素質馬。ダート重賞は初挑戦となるが、勢いに乗ってタイトル奪取へ突き進む。米国遠征帰り初戦の“巨漢馬”ドンフランキーは、主戦の池添を背に栗東CWで併せ馬を敢行。しっかりと気合をつけられ、パワフルな動きがひときわ目を引いた。

 破竹の勢いでダート重賞へ挑むフリームファクシが好調をアピールした。最終リハは主戦のM・デムーロを背に栗東坂路で単走追い。リズミカルな脚取りで4F52秒0-37秒8-12秒7をマークした。跳ね上がるチップが脚さばきの力強さを物語っている。須貝師は「いつも通りの追い切り。時計は気にするタイプじゃないし、ちょうどいいんじゃないかな」と万全の態勢に納得の表情だ。

 3歳時には3連勝できさらぎ賞を制し、早くから頭角を現していたが、その後は10戦続けて勝ち星から遠ざかっていた。ただ、3走前に砂へ矛先を向けるとガラリ一変。中団から手応え抜群に伸びて、後続を4馬身突き放した。続くベテルギウスSで7着に敗れはしたが、指揮官は「千八だと3コーナーを回るあたりで自分から競馬をやめてしまう」と分析する。再び千四に戻した前走のすばるSでは、ライバルに3馬身差をつける完勝劇。「馬込みから抜け出した前走は収穫があったんじゃないかな」と手応えを感じているようだ。

 ダートでは初の重賞挑戦。メンバーレベルがグンと上がる一戦となるが、トレーナーが「3、4歳時とは違って、今はきちっとレースに集中してくれている。精神的に大人になってきているね」とうなずいたように、しっかりと右肩上がりの成長曲線を描いている。

 中1週が続いた後の、中2週での参戦。タイトなローテーションではあるものの、「タフな競馬をしていない分、使っていて疲れている感じはしないね。充実しています」と師。千四ダートは2戦2勝と負け知らず。素質馬が再び重賞舞台で輝きを放つ。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント 5件

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  • アイアンホースさん

    ラスト12.7なら最後失速してんじゃね?

  • ゆず塩さん

    て言うて負けたら「やっぱり疲れがあったのかな」とか言うでしょ。

  • ニックネームさん

    え、3コーナーでやめるの?一回り競馬出来ないじゃないか( ゚ε゚;)

  • ISLEさん

    ISLE ggklBYA

    言われてる通り使い詰めが懸念されるけど、今はとにかく勢いでなんとかなるかも。
    去年のブローザホーン、少し前ならショウワモダンのように下手したらG1まで戴冠してしまうかも。
    その2頭も使ってる内は良いけど、休ませて明けたときが反動のようにパッタリ燃え尽きてしまってた。フリームファクシもそのパターンかもね。

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