「根岸S・G3」(2月2日、東京)
巨体を躍動させた。
ドンフランキーは29日、栗東CWで
セッション(5歳オープン)と併せ馬。最後に詰め寄られて併入となったが、池添は「直線は反応を見ながら。後ろのバンテージが外れて、走りづらそうな感じだった」と説明。迫力たっぷりに6F82秒0-36秒3-11秒6をマークした。
1週前追い切りでは「今までで一番緩さを感じる」と物足りなさを口にした鞍上だが、この日は表情も一転。「先週までは体を自分で支え切れずにハミに乗っかかっていたけど、今週は自分で支えながら。どんどん具合が上がっている」と満足げに話した。
9着に敗れたBCス
プリントについて、斉藤崇師は「アメリカの馬が速く、キック
バックを食らって自分の競馬ができなかった」と分析。距離延長には「千四もこなしている馬。心配はいらないと思う」と不安なしを強調した。
23年プロキオンSではJRA最高体重重賞勝利(594キロ)を樹立。今回、約1年ぶりのJRA出走となる。「もしかしたらすごい体重になっているかもしれないけど、それを含めて応援してもらえれば」。そう指揮官が笑えば、主戦は「ドバイが大目標だけど、ここも自分の力を発揮できれば。トップクラスの馬だと思うので、いい初戦を迎えられれば」と力を込めた。
提供:デイリースポーツ