30日、姫路競馬10Rで行われたマーガレット賞(C1一組・ダ1400m)は、道中内3番手から運んだ
石川倭騎手騎乗の8番人気
コパノジャンピング(牡7、兵庫・
大山寿文厩舎)が直線で内をついて鋭く伸び、後続に3馬身差を付けて快勝した。勝ちタイムは1分33秒8(良)。また2着に12番人気の
クールジャーマン(牡5、兵庫・
保利幸作厩舎)、3着には11番人気の
ロッカバラード(牡5、兵庫・
稻田彰宏厩舎)が入って、3連単は572万320円(1240人気)の大波乱。
姫路競馬場では09年6月の558万2530円を上回り、史上最高の配当額となった。
勝った
コパノジャンピングは父
バトルプラン、
母ダイワチャーム、母の
父フジキセキの血統。21年秋に
地方競馬に移り、兵庫、佐賀、高知と渡り歩いて、昨年の夏前から再び兵庫に転入していた。高知所属時の23年6月から勝ち星が無く、今回も単勝35.9倍の人気薄だったが、ハイペースの展開にも乗じてひさびさの白星。兵庫
ウインターC騎乗のため遠征していたホッカイドウ競馬(現在は佐賀で短期騎乗中)の
石川倭騎手が巧みに導いた。通算成績は78戦7勝。
2着の
クールジャーマンは
JRA所属時の24年2月11日以来12戦ぶり、3着
ロッカバラードは昨年10月以来7戦ぶりの馬券圏内だった。