良血
アクチノータス(牝3歳、栗東・
矢作芳人厩舎、父
サトノダイヤモンド)が、2月2日の京都5R・3歳新馬(芝1800メートル)で初出走する。母は
ラヴズオンリーミー。兄姉には
リアルスティール、
ラヴズオンリーユーのG1馬2頭をはじめ、多くのオープン馬がいる。
担当の柿崎助手は、かつて
リアルスティールも手がけていた。「似ていないですね。
リアルスティールは少し硬さがありました。(
アクチノータスは)動きに硬さがなく、しなやかですね」と比較。また、「厩舎内では、どれかと言うとラヴズ(
オンリーユー)に似ているかな、と話していました。乗ったことがありませんが、ラヴズもしなやかなイメージです」と、国内外でG1・4勝の姉に重ね合わせた。
今週の追い切りは、栗東・坂路で53秒3―12秒3をマークし、僚馬を3馬身追走で半馬身先着。騎乗した
坂井瑠星騎手は「この血統らしく、動きもいい。牝馬らしく軽さがあって、切れ味がありそう」と好感触を示した。偉大なきょうだいを目指し、一歩を踏み出す。
スポーツ報知