「
セントポーリア賞」(2月2日、東京)
ゆかりの血統で大舞台を見据える。日曜東京9R
セントポーリア賞に、13年
桜花賞を制した
アユサンの子
ベストシーン(牡3歳、美浦・手塚)がエントリー。母を手掛けた手塚師は「思い入れのある血統なので頑張ってほしいよね。クラシックをまだ諦めていないし、勝って
トライアルへ行きたい」と意気込んでいる。
デビュー3戦目の11月東京で、
アーモンドアイの初子
アロンズロッドを撃破して未勝利を脱出。昇級戦の
ひいらぎ賞でも3着と、着実に地力をつけてきた。指揮官は「東京の方が明らかに走りがいい。前走くらいの走りで、左回りなら(V)圏内に入れると思う」と展望した。
29日は美浦Wで6F87秒2-38秒7-11秒9。3頭併せでハードに追って、しっかり負荷をかけた。「前回と変わらないくらいの出来。切れが出てきたのがいいね」と手塚師は成長を伝え、「去年も
ペッレグリーニで勝っているからね。頑張りたい」と力を込めた。厩舎のレース連覇も懸かる一戦。勝ってクラシック候補に名乗りを上げる。(デイリースポーツ・刀根善郎)
提供:デイリースポーツ