スマートフォン版へ

2010年代のダート競馬を席巻したゴールドアリュール 自身と息子3頭がフェブラリーS制覇

  • 2025年02月12日(水) 07時30分
3 20
 2010年代のフェブラリーSを席巻したのがゴールドアリュール産駒だ。ここでは自身が制した03年の一戦を振り返りつつ、父仔制覇を果たした3頭の産駒を紹介する。

 ゴールドアリュールは名種牡馬サンデーサイレンスの砂の最高傑作である。2歳秋のデビューから芝路線を歩んだものの、3歳春にダートに転じて500万下、端午Sと楽勝で2連勝。その後、日本ダービーに参戦してタニノギムレットから0秒3差の5着に健闘したが、結果的にこれが最後の芝のレースとなった。続くジャパンダートダービー、ダービーグランプリと連勝。ジャパンCダートこそ5着に敗れたが、続く東京大賞典を楽勝。不動のダート王として迎えた4歳初戦がフェブラリーSだった。

 単勝3.1倍の1番人気に推された一戦、ゴールドアリュールは横綱相撲を見せる。五分のスタートからスッと好位へ。そのまま手応え良く運んで、馬なりで直線へ。残り200m手前で先頭に立つと、外から迫るビワシンセイキを抑えてゴール。着差こそクビだったが、どこまで行っても交わされることはないだろうと思わせる完勝だった。

 ゴールドアリュールは種牡馬としてもダート界を席巻した。産駒は数々のビッグレースを制しているが、とりわけフェブラリーSには強く、10年のエスポワールシチー、14年と15年のコパノリッキー、17年のゴールドドリームと3頭で4勝。さらに2着が4回、3着が1回だから凄いというしかない。まさに2010年代のフェブラリーS、そしてダート界を席巻した名種牡馬となったのだった。

みんなのコメント 3件

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。
  • しとらすふぃずさん

    フェブラリーS獲ってないけど、スマートファルコンも産駒だからホント優秀なダート種牡馬。
    ダートのレースで馬柱見て「父ゴールドアリュール」とかあると、買い目に入れるかよく悩む

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す