2月23日(日)に東京競馬場、ダート1600mで行われるフェブラリーS。昨年の東海S、
日本テレビ盃で重賞を制した
ウィリアムバローズ(栗東・
上村洋行厩舎)がこのレースへの出走を予定しており、今朝6日、レースに向けた2週前追い切りを行っている。
朝一番のCW。
モズリッキー、
デビットバローズを先導する形で3頭併せの先頭。6F標識を通過するあたりで各馬が2馬身ちょっとの間隔で15秒台のラップを踏んでいく。3頭ともが落ち着いた走りだったので、ペースは落ちず上がらず。
そのままの形で4コーナーへ入っていき、ここでペースアップ。ラップが13秒台まで速くなり、最後の直線に向くと11秒台へ。
ウィリアムバローズは後ろを待ったこともあり、
デビットバローズには交わされて2馬身ほど遅れ、
モズリッキーとはほぼ同入だったが、手応えには余裕があった。
時計は6F83.8~5F68.4~4F52.7~3F37.3~2F23.7~1F11.9秒。1月29日に栗東へ帰厩して、まだ日が浅い段階でのこの時計。これから徐々にピッチが上がっていくだろうし、現段階では上々の内容だったといってよいだろう。
(取材・文:井内利彰)