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【きさらぎ賞予想】積極果敢な競馬がかえってマイナスに!? 前走結果を鵜呑みにしづらい実績馬とは

  • 2025年02月08日(土) 16時30分
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 今週の日曜日は、京都競馬場できさらぎ賞(GIII・芝1800m)が行われます。

 12年以降に京都芝1800mで開催されたきさらぎ賞(計10レース)を見ると、前走の4角で10番手以内だった馬が10勝2着9回3着9回と良績を残しています。ただし、前走の4角を1番手で通過した馬は1勝2着2回3着1回と苦戦している点には注意が必要です。前走の4角で極端に後ろの位置となっている馬は論外と言えますが、積極的な競馬を見せていた馬についても多少なりとも割引が必要と言えるでしょう。

 データ対象のきさらぎ賞が行われた京都芝1800mは外回り。外回りコースの高低差は4.3mとなっており、3コーナーから登り始め4コーナーにかけて一気に下るコース形態となっています。勝負所でペースが上がりやすいコースレイアウトになっていますので、先行勢は息を入れたいところでそれができないため苦しい競馬を余儀なくされます。特に前走の4角で1番手と積極果敢な競馬をしていた馬については、今回も同じ競馬が理想になります。しかし、そのような競馬になると直線に向くころには余力を失ってしまうため、結果を残す馬が少ないと考えられます。

 今年もきさらぎ賞の前走初角での位置取りに注意し、各馬の評価を決めた方が的中に近づけるかもしれません。

「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『パーフェクト消去法』です。過去のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。

 今年のシンザン記念では【残った馬】のリラエンブレムが3番人気で優勝。さらに昨年のホープフルSでも【残った馬】のクロワデュノールが優勝し、【注目の穴馬】として取り上げたジョバンニが6番人気で2着に好走と若駒戦でもしっかりと結果を残しています!

 今週もケシウマの【残った馬】&【注目の穴馬】にご期待ください!

 ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。

【条件】
前走4角1番手(ただし、前走2番人気以内の馬は除く)
[0-0-0-8]複勝率0%
該当馬:サトノシャイニング
(過去の該当馬:20年ギベルティ3番人気4着、16年ロワアブソリュー3番人気7着)
※特に言及のない限り、データは12年以降に京都芝1800mで開催されたきさらぎ賞(計10レース)を対象にしています。

 上位人気が予想されるサトノシャイニングが該当しました。

 前走4角が1番手だった馬で馬券に絡んだのは全て前走で2番人気以内の支持を集めていた馬でした。2番人気以内の馬は他馬からのマークが厳しくなるため、前走でタフな競馬を経験していることが強みとなり結果を残していると考えられます。

 一方、前走が3番人気以下だった馬については、2番人気以内の馬に比べればマークは甘くなるため負担は少なく楽な競馬となります。しかし、京都芝1800mで行われるきさらぎ賞では勝負所でペースが上がるためタフな競馬となります。前走とは流れや負担が違いすぎるため、前走4角1番手かつ前走3番人気以下の馬は結果を残せていないのではないでしょうか。

 該当馬に挙げたサトノシャイニングの前走は東京スポーツ杯2歳Sでは3番人気で4角は1番手。スタートから逃げてスローペースを作り出し、道中もそれほど大きな動きがないレースとなりました。結果的に展開の助けがあり2着に好走していますが、今回はタフさが求められる流れになると考えれば前走の結果を鵜呑みにはできません。

 また、前走の重賞で2着となっていることから、今回は前走以上に他馬からのマークも厳しくなるのが想定されます。前走のように楽な競馬が望めそうにありませんし、配当妙味も考えれば本馬の評価を割り引いて考えるのもひとつの手ではないでしょうか。

 はたして、ケシウマはどんな消去データを提示してくるのか。重賞レースの参考として、公開中の『パーフェクト消去法』を是非お役立てください。

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