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【東京新聞杯】定年迫る宗像師 ラーグルフでもうひと花「なんとか復活させたい」24回目の重賞Vへ

デイリースポーツ
  • 2025年02月07日(金) 06時00分
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 「東京新聞杯・G3」(9日、東京)

 厩舎の定年解散が迫る宗像義忠調教師(70)=美浦=が、看板馬ラーグルフで同馬による23年中山金杯以来、24回目の重賞制覇を狙う。

 定年まで1カ月を切っても、指揮官の朝は変わらない。坂路小屋で調教モニターを注視し、調教を終えて引き揚げてくる管理馬の様子を丁寧に観察する。「まだまだ忙しいからね。あと1カ月を切ったなんて、実感はないよ」。寒風吹きすさぶ中でもシャンシャン歩いて笑顔を見せる。

 ラーグルフは2歳時にオープンを勝ってホープフルSでも3着に好走。皐月賞にも駒を進めた。その後は条件戦で着実に階段を上り、4歳で中山金杯V→中山記念2着と順風満帆に思えたが、そこから8戦連続で掲示板外と低迷が続いている。

 今回はキャリアで最も短い距離設定のマイル戦に目先を変えてきた。「道中で力んで消耗していた。だから距離を詰めてみようと。スピードに乗るのに脚を使ってしまうかもしれないから、やってみないとだけどね」と復権の可能性を探る。

 最終追いでは美浦Wの3頭併せで豪快に最先着。トモの振りだしがすこぶる深く、状態も上がっている。「動きは良かったよ。なんとか復活させたいね」。トレーナーの願う「もうひと花」は、自身のキャリアよりも手掛けてきた管理馬のためだ。

提供:デイリースポーツ

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