日本軽種馬協会静内種馬場は7日午前に種牡馬展示会を開催し、集まった生産者に同種馬場繋養種牡馬への配合を呼び掛けた。
同協会静内種馬場では、今シーズンから2019年の仏ダービーをコースレコードで制し、翌20年の
凱旋門賞優勝馬
ソットサスと、2021年の
神戸新聞杯に勝った内国産
ステラヴェローチェの2頭を迎え入れる予定だが、
ソットサスの日本到着が3月上旬にずれ込んでいるため、この日は不在。内国産新種牡馬
ステラヴェローチェ含む7頭を展示、紹介した。
最初に紹介されたのはノーザン
ファーム生産の
ステラヴェローチェ。昨年まで同種馬場で種牡馬生活を送った
バゴの後継種牡馬として今シーズンから同種馬場で種牡馬生活に入る。「2歳で重賞に勝ち、3歳時には
シャフリヤール、
エフフォーリアとともにクラシックを盛り上げ、古馬になっても
大阪城Sに優勝するなど、仕上がりの早さ、スピード競馬における瞬発力、古馬になってからの成長力、そして
パワーを兼ね備えた素質豊かな
オールラウンダー」と紹介された。
ほか、供用2年目を迎える
シャープアステカや初年度産駒がデビュー年度を迎える
ミスチヴィアスアレックス、初年度産駒から2世代連続で
JRA重賞勝ち馬を送る
デクラレーションオブウォーなどが集まった生産者らを前に磨き上げられた馬体で周回を重ねた。