新ひだか町にあるレックススタッドは種牡馬展示会を7日午前に開催した。ちょうど雪が降る時間帯での開催となったが、供用2年目を迎える
タイトルホルダーや、昨年のNAR新種牡馬チャンピオンとなった
ゴールドドリーム、人気種牡馬の
マカヒキなど21頭の繋養種牡馬をひと目見ようと、多くの生産者、生産関係者が足を運んで熱い視線を送った。
初年度から159頭の繁殖牝馬を集めた
タイトルホルダーについて事務局は「供用2年目を迎え、群れのリーダーたる自覚が出てきたように思います。その初年度産駒は、すでに数頭が産声をあげていますが、実際に牧場で見てきた馬は骨がしっかりしていて、
パワーがすごいと評判になっていました」と産駒の印象を述べた。
また、初年度産駒の血統登録数129頭のうち33頭が2歳戦で勝ち上がった
ゴールドドリームについては「現役時代はやや晩成型でしたが、その産駒は仕上がりが早く、2歳競馬から大いに活躍してくれました、成長力のある血統ですから、先々がとても楽しみです」と、その産駒成績とともに膨らむ期待を口にした。
なお同スタッド繋養種牡馬で産駒がデビュー年度を迎えるのは
タニノフランケル。「
母ウオッカも恵まれた馬体の持ち主でしたが、この馬の産駒も
フランケル系らしく骨量に恵まれた産駒が多いという印象です。実際、自分たちが見てきた産駒は馬格に恵まれ、体も丈夫。早い時期から競馬に向かえそうで良い印象を持っています。そして、この父系は日本と欧州で大活躍しているので産駒デビューが楽しみです」と、楽しみにしている。