◆第65回
きさらぎ賞・G3(2月9日、京都競馬場・芝1800メートル)=2月8日、栗東トレセン
重賞初挑戦の
ショウヘイ(牡3歳、栗東・
友道康夫厩舎、父
サートゥルナーリア)は角馬場で体を動かし、決戦に備えた。程よく気合が乗って身のこなしは柔らかい。雰囲気は良好だ。友道調教師は「未勝利を勝ってから状態は安定している。馬体にそれほど変化はないが、力はあると思う」とうなずいた。
デビュー戦は
リバティアイランドの半妹、
マディソンガールとの追い比べでわずかに及ばず2着だったが、3着には5馬身差をつけた。続く未勝利戦では好位から楽々と抜け出し、ノーステッキで2着馬を2馬身半突き放す圧巻のパフォーマンスを披露。ポテンシャルの高さを見せつけた。「初戦も頑張ったが、前走はいい内容だった。いきなり重賞なので相手関係がカギだが、期待している」と指揮官は力を込めた。
スポーツ報知