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【きさらぎ賞】サトノシャイニング重賞初V! 皐月賞でクロワデュノールにリベンジだ

スポニチ
  • 2025年02月10日(月) 05時20分
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 京都の「第65回きさらぎ賞」はサトノシャイニングが外から突き抜けて重賞初Vを挙げた。

 名前通りに異質の輝きを放った。サトノシャイニングが同世代の素質馬を相手に力の違いを示して重賞初制覇。引き揚げてきた西村淳は初コンビの相棒を称え、杉山晴師とグータッチして喜びを分かち合った。

 昨秋の前走東スポ杯2歳Sは大外9番枠から押し出されるようにハナを切り、最後はクロワデュノールとの追い比べで3/4馬身差2着に敗れた。あの敗戦を踏まえ、今回は一転して控える競馬。「次を見据えて前に馬がいる状態で、どれぐらい脚を使えるか確認できたし強かったと思う。本当にいい反応でした」と手応えバッチリ。鞍上の思惑を後押しするかのように前半1000メートル通過が58秒7のハイペース。6番手で折り合いをつけ、4コーナーで外へ。鋭い末脚を繰り出し、3馬身差で突き抜けた。

 西村淳&杉山晴師のタッグは昨年スプリンターズSルガルで制したのも記憶に新しく、同厩舎の馬には調教を含めて騎乗する機会が多い。「杉山晴厩舎で、ずっと間近で見ていた馬でした。いい馬に乗せていただき、こうして結果を出せて良かったです」と笑みを浮かべた。

 デビュー2戦の中京、東京を経て初の右回りで一発回答。年明けにフェアリーSを制した僚馬エリカエクスプレスに続き、重賞馬の仲間入りを果たした。杉山晴師は「思った以上に折り合いがついて、折り合いがつけばいい脚を使うことも分かりました。(口向きが)思った以上に進歩していたし、牧場の皆さんや厩舎スタッフがやってきたことの成果ですね。どの競馬場でも一生懸命走るし、コース替わりは心配ない。今日の内容なら次も楽しみ」と力を込める。厩舎は違うが同じ冠名のサトノダイヤモンドは16年にこのレースを制し、皐月賞3着からダービー2着、秋に菊花賞Vと花を咲かせた。この後は皐月賞(4月20日、中山)直行が有力。無敗3連勝でホープフルSを制したクロワデュノールと再戦へ。収穫十分の一戦をステップに大舞台でリベンジを期す。

 ◆サトノシャイニング 父キズナ 母スウィーティーガール(母の父スターダブラー)22年2月4日生まれ 牡3歳 栗東・杉山晴厩舎所属 馬主・里見治氏 生産者・北海道日高町の下河辺牧場 戦績3戦2勝(重賞初勝利) 総獲得賞金6365万4000円 馬名の由来は冠名+光を放つ。

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