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【きさらぎ賞】サトノシャイニング 重賞初制覇 春へ期待膨らむ圧巻3馬身差 輝く末脚武器にクラシックへ

デイリースポーツ
  • 2025年02月10日(月) 06時00分
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 「きさらぎ賞・G3」(9日、京都)

 寒風吹きすさぶ真冬の淀で、暖かな春を予感させる走りを見せた。伝統の出世レースを制したのは、単勝1番人気に支持されたサトノシャイニング。ただ一頭、モノが違うと言わんばかりの破壊力を見せつけ、3馬身差の快勝劇で初めてのタイトルを手中に収めた。

 大外枠発進だったが、向正面でショウヘイのすぐ後方にポジショニング。道中は意識的に前に壁をつくる形で進めた。課題だった折り合い、口向きをクリアすると、直線は大外に持ち出してスパートを開始。瞬時にエンジンが点火し、内にモタれながらも次位に0秒5差をつける圧倒的な末脚で、並ぶ間もなく他馬を一瞬にしてかわし去った。

 西村淳は「次を見据えて、前に馬がいる状況でどれくらいの脚を使えるかの確認。強かったです」と破顔一笑。「厩舎で間近で見ていて“いい馬だな”と、指をくわえて待っていました。結果を出せましたし、春はもう一つ上のクラスで楽しみな結果を待ちたいです」と、この先に続く晴れ舞台を意識した。

 管理する杉山晴師にとってもジョバンニナグルファルと並ぶ牡馬クラシック候補。指揮官は「思った以上に進歩がありました。ひとえに厩舎や牧場スタッフが馬と向き合ってきたおかげ。ジョッキーも1週前から乗って結果が出て、厩舎として満足しています」とうなずき、「オーナーと相談ですが、恐らく皐月賞(4月20日・中山)直行になるのでは」と見通しを語った。新たな勲章を携えたキズナ産駒は、次のステージでもさん然と輝きを放つ。

提供:デイリースポーツ

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