スマートフォン版へ

【船橋・クイーン賞注目馬】オーサムリザルトら好メンバー集う 今年のダート牝馬路線を占う一戦

  • 2025年02月11日(火) 12時51分
0 18
 船橋競馬場で2月11日(火)に行われるクイーン賞(4歳上牝・JpnIII・ダ1800m)。1955年に創設された伝統の一戦で、昨年から2月開催にシフトした。上半期のダート女王決定戦・エンプレス杯への前哨戦となっており、勝利した地方所属馬に同レースの優先出走権が付与される。

 ライオットガールの出走取消により、今年は7頭立てになったが、まさに少数精鋭と言っていい。中央馬3頭、地方馬3頭は重賞ウイナー。残るドライゼはタイトルこそ無いものの、前々走のブリーダーズGCで3着に好走している。好メンバーで争われる熱戦から目が離せない。発走予定日時は11日(火)の20時5分。主な出走馬は以下の通り。

オーサムリザルト(牝5、栗東・池江泰寿厩舎)

 馬名意味は「素晴らしい結果」。その名にふさわしく、無傷7連勝を飾っている。牝馬とは思えぬ体付きとパワフルな走り。前走のブリーダーズGCでも2kg重い斤量を背負いながら、5馬身差の圧勝を見せた。今のところ国内に敵なし。昨秋にはBCディスタフ参戦のため海を渡ったが、レース当日に無念の出走取消。まずは始動戦を快勝し、再び世界や大舞台を目指したい。

フェブランシェ(牝5、大井・藤田輝信厩舎)

 半姉に19年紫苑Sを勝ったパッシングスルー、23年中山牝馬Sを制したスルーセブンシーズがいる。また、半兄シェダルは22年摂津盃の覇者という良血馬。JRAでは3勝を挙げ、昨年暮れから大井競馬に本拠地を移す。転入初戦の東京シンデレラマイルは、2番手から手応え楽に5馬身差の圧勝だった。重賞初制覇の勢いそのままに、古巣の強敵撃破なるか。

アンモシエラ(牝4、栗東・松永幹夫厩舎)

 2歳時に砂で2勝を挙げ、年明け初戦のブルーバードCで初タイトル。その後はダート三冠路線に向かい、京浜盃羽田盃で2着、東京ダービーで3着と牡馬相手に食い下がった。秋初戦のマリーンCは4着に敗れたが、JBCレディスCは鞍上の好騎乗もあって4馬身差の圧勝。船橋コースはこれで3回目と不安なし。オーサムリザルトとの初対決を制し、真の女王になってみせる。

キャリックアリード(牝6、大井・藤田輝信厩舎)

 デビューから翌年夏までに6戦4勝、3着2回。暮れの神奈川記念で重賞初挑戦を迎え、3/4馬身差の2着と見せ場を作った。そのまま大井競馬に移り、以降はダートグレード競走を中心に出走。昨年のスパーキングレディーCで2着など活躍し、NARグランプリ4歳以上最優秀牝馬に選出された。シルクレーシング所属の牝馬なのでクラブ規定により間もなく引退期限。キャリアの最後にビッグタイトルをつかむか。

 そのほかにも、前走のロジータ記念で2着に入ったポルラノーチェ(牝4、北海道・田中淳司厩舎)、JBCレディスCで地方馬最先着のドライゼ(牝6、大井・真島大輔厩舎)、マリーンCアンモシエラに先着したテンカジョウ(牝4、栗東・岡田稲男厩舎)が出走を予定している。

みんなのコメント 0件

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。
  • 「いいね!」の付いたコメントが、まだありません。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す