名馬
イクイノックスのいとことなる
ショウナンマクベス(牡3、美浦・
武市康男厩舎)が、
共同通信杯(3歳・GIII・芝1800m)で重賞初制覇を狙う。
ショウナンマクベスは父
リオンディーズ、
母ウインフロレゾン、母の
父フジキセキの血統。半兄の
スタッドリーは21年の
若葉Sで3着、23年の
ケフェウスSで2着など、オープンで活躍した。また、いとこの
イクイノックスはGIを6勝した歴史的名馬。23年のセレクションセールでは7000万円(税抜)で取引された。
昨年6月の東京の新馬(芝1600m)でデビュー。6番人気の低評価だったが、好スタートから押し出されるようにハナに立ち、渋太く押し切った。続く
札幌2歳Sは8着に終わったが、前々走の
百日草特別で2勝目をゲット。道中で若さを見せる場面はあったが、しっかりと脚を使って押し切った。前走の
ホープフルSはGIの壁に跳ね返された形の10着だが、気性面の幼さが影響した印象あり。それだけに今回は成長を問われる一戦となる。
今回も一筋縄ではいかないメンバー構成だが、2戦2勝の東京に替わるのはプラスだ。東京芝1800mは
イクイノックスが21年の
東スポ杯2歳Sで重賞初制覇を果たした舞台。ここで賞金を加算、願わくは初タイトルをつかみ取り、春に大きく飛躍してほしい。