「
デイリー杯クイーンC・G3」(15日、東京)
過去10年の勝ち馬には
メジャーエンブレム、
クロノジェネシス、
アカイトリノムスメがおり、牝馬クラシックを占う意味でも非常に重要な一戦。今年も将来性豊かな好素材が顔をそろえた。
半姉に3冠牝馬
リバティアイランドを持つ良血
マディソンガールに注目だ。1週前は母の主戦も務める川田を背に、栗東CWで6F81秒9-11秒6の好時計をマーク。福永助手は「鞍上の感触は悪くなかったようです。ここでどんな走りを見せてくれるか」と潜在能力の高さに期待する。
阪神JF4着の
ショウナンザナドゥも参戦。こちらも主戦の池添を背に栗東CWで6F81秒6-11秒6と鋭い伸び脚を披露。松下師は「動きは良かった。精神的には少し大人になった感じ」と順調さを伝える。同6着
コートアリシアンは新コンビを組む坂井が栗東から駆けつけ、美浦Wで6F84秒0-11秒3。鞍上は「いい馬ですね。イメージ通り。競馬に行くとかなりイレ込むようなので、落ち着いて臨めれば」とレースを見据える。
フェアリーS3着の
エストゥペンダ(
共同通信杯にも登録)は息の長い末脚が持ち味。直線の長い東京に変わってVを狙う。
赤松賞を快勝した
マピュースは、完成度の高さが目を引く。前走と同じ舞台で重賞初制覇を目指す。レースセンスのいい
エンブロイダリー、未勝利戦を圧勝した
ロートホルンもV候補だ。
提供:デイリースポーツ