JRAは11日、3月4日をもって村山明師(53)が勇退することを発表した。90年に騎手デビューし、
JRA通算3186戦218勝。08年に調教師として開業し、
JRA通算307勝(うち重賞12勝、11日時点)をマークしている。12年フェブラリーSの
テスタマッタでG1初勝利。日本調教馬として最多のG1級11勝を挙げた
コパノリッキーや、藤田菜七子元騎手とのコンビで人気を博した
コパノキッキングなどを育てた。
定年まで17年を残しての電撃引退となった村山師は「騎手時代はそれほど活躍できませんでしたが、調教師になれて良かったと思います」と振り返り、「今後は決めていませんが、ゆっくり過ごしたいと思っています。ストレスの多い社会で
リラックスして楽しんで遊べる場所は必要なので、競馬がそういう癒やしの場所になってくれればうれしいです」と語った。
スポニチ