最強コンビが魅せた。
ヒーローコール(牡5=小久保)が5日の報知
オールスターC(S3、川崎2100メートル)で勝利。
小久保智師(53)は「復活できて良かった。昨年は勝てなかったから」と一昨年9月の
戸塚記念以来となる白星を喜んだ。
鞍上は元
大井競馬場所属のトップジョッキーで、現在は
JRAで活躍する
内田博幸(54)。スタート後、手綱を激しくしごいてハナを主張。昨年のNAR
年度代表馬ライトウォーリアとの叩き合いを半馬身制して逃げ切った。
師は「ス
トライドが大きくスピードに乗れば簡単にはバテない強みを生かし切ってくれた」とベテランの気迫あふれる騎乗を称賛した。
調教師になる前、大井の岡部盛雄厩舎の厩務員だった小久保師。隣にあった赤間清松厩舎に所属していた内田は身近な存在だった。
「自分の担当馬に乗ってもらったこともあるよ。(内田は)覚えているかどうか。今とは容姿もだいぶ違うから」と笑いながら当時を懐かしんだ。
05年小久保師が開業。初勝利(
カヤドーヴェルト)は内田の手綱だった。08年に内田は
JRAの騎手になり、ダービー制覇やリーディング獲得など活躍。小久保師も同年重賞初制覇を飾ると、12年から目下13年連続で南関リーディングに君臨。頂点を知る2人が
ヒーローコールに久々の美酒をもたらした。
次走は未定。「まだ1個勝っただけ。もっと勝ち癖をつけていきたい」と師は白星量産をもくろむ。また内田とのコンビが実現するかにも注目。
ヒーローコールの逆襲が始まった。(大沢 太久)
スポニチ