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【小倉JS予想】11回の障害飛越やバンケットなど 先行力不可欠な難コース

  • 2025年02月15日(土) 06時35分
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 1999年の創設以来、中京競馬場で行われた昨年を含め、毎年夏に行われてきた別定の障害重賞。小倉競馬場3390mコースは1周1309mの障害コースに8つ置かれている障害を計11回。さらに襷コースに設けられているバンケットをクリアしなければならない難コースだ。特徴的なのは、ダートを横切った先に待つ最後の直線にも障害が置かれていること。そのため、先行力は不可欠だ。

 ◎スマイルスルーは昨年6月に障害転向4戦目で初勝利を記録してから前走の京都ジャンプS含め3連勝。スピードがありすぎるためか、まだ少々荒削りの面が見られるが、クラスが上がるごとに着差を広げており将来が楽しみな逸材だ。小倉競馬場は平地時代に未勝利戦を勝ち上がった競馬場で、障害未勝利時代に2着、3着と相性も悪くない。大きな目標を前にした1戦だが別定重量なら中心に見たい。

 〇ブラックボイス春麗ジャンプS優勝馬。それを含めて小倉競馬場の障害コースは2戦2勝。平地2勝クラスから障害転向2戦目で初勝利を記録したくらいだから、障害馬としてのセンスは高く初勝利から3連勝。東京ジャンプSは3番人気4着で、前走の東京ハイジャンプは5番人気6着と人気を裏切っているが、先行力を武器とする同馬にはベストの条件設定ではなかった。改めて見直したい。

 ▲サペラヴィ阪神ジャンプS優勝馬。平地3勝クラスからの障害転向で、その初戦に勝利したくらいだからセンスは高い。先行力を武器に、自分でレースを組み立てることが出来るのは強い。前走は良績がなかった東京コースで結果を残した。すでに重賞勝ちの実績を持っているこの馬の先行力は不気味だ。

 △アサクサゲンキは障害競走で記録した6勝中4勝が小倉コースという小倉巧者で、平地時代には小倉2歳Sにも勝っている。すでに10歳、上がり目を望むことはできないが、昨年秋は京都ジャンプS2着で、イルミネーションジャンプSを完勝。衰えがないことを示している。

 前走の牛若丸ジャンプSで強い勝ち方をした△サイードと、まだ底を見せていない△アランデルの名前を挙げておきたい。

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