東京11Rの第59回
共同通信杯(3歳GIII・芝1800m)は1番人気
マスカレードボール(
坂井瑠星騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分46秒0(良)。1馬身差の2着に6番人気
カラマティアノス、さらに2馬身差の3着に4番人気
リトルジャイアンツが入った。
マスカレードボールは美浦・
手塚貴久厩舎の3歳牡馬で、父
ドゥラメンテ、
母マスクオフ(母の
父ディープインパクト)。通算成績は4戦3勝。
レース後のコメント
1着
マスカレードボール(
坂井瑠星騎手)
「課題だった
テンションをうまくクリアできましたし、この馬の能力さえ出せれば重賞を勝てると思っていたので、無事に勝ててよかったです。返し馬に行って改めていい馬だと感じました。直線を向いて余裕がありすぎてブレーキをかけるところがありましたが、内から馬が来たらもう一度頑張ってくれて、それだけ余裕のある勝ち方でした。
まだ幼いところがあり、最後まで真面目に走ってくれればもう少し楽に勝てるのですが、それでも勝ち切ってくれたのはよかったです。持っているものは間違いなくGI級だと思うので、その能力を出せればまた頑張ってくれると思います」
2着
カラマティアノス(
戸崎圭太騎手)
「返し馬では気が入っていましたが、それでもガマンはきいていて、雰囲気は良かったです。いつもよりゲートは出ました。出てから狭くなって控える形になりましたが、そこでうまくハミが抜けたのが良かったです。もたれる面もラチを使うことで、しっかりと伸びました」
3着
リトルジャイアンツ(
村田一誠調教師)
「いつも通りの競馬で頑張っています。この距離は忙しく、ついていくと、この馬の競馬ではなくなります。それでも、良い脚を使ってくれました。このメンバーである程度やれましたし、左回りだと、もたれることがありません。長く良い脚を使いますし、距離はもっとあった方が良いと思います」
4着
ネブラディスク(
武豊騎手)
「入れ込みは想定内でした。直線は弾けそうで、弾けませんでした。これからの馬ですし、素質を感じます」
5着
サトノカルナバル(R.キング騎手)
「スタートを出て、良いポジションでリズム良く運べました。直線で仕掛けると、まあまあの伸び脚でした。初めての1800メートルでしたが、よく頑張ってくれました」
8着
レッドキングリー(
北村宏司騎手)
「ゲートを上手に出て、スタートが速いので逃げる形になりました。力は入っていましたが、冷静でした。ただ、最後はずいぶんと止まってしまいました」
ラジオNIKKEI