「
阪急杯・G3」(22日、京都)
1着馬に
高松宮記念(3月30日・中京)への優先出走権が付与される前哨戦。今年は阪神のスタンド工事の影響で、京都で行われる。
阪神C11着からの反撃に燃える
ダノンマッキンリーが春の大舞台に弾みをつける構えだ。1週前追い切りは栗東坂路で4F52秒6-11秒9をマーク。シャープな動きで登坂して、状態面に不安はない。前走の阪神Cは末脚不発に終わったが、2走前の
スワンSが示すように、ハマった際の決め手は強烈だ。
阪神C6着の
ソーダズリングもリベンジを狙っている。前走は馬場の悪い内めを通ったことで、直線の伸びがジリジリになったが、勝ち馬から0秒3差なら酌量の余地がある。調教では好ムードが漂っており、牡馬相手でも互角に戦えるはず。
近2戦がひと息の
スズハロームだが、2走前はゲートに突進して外枠発走。前走は道中押っつけ通しだったのを見ると、芝1200メートルは本質的に短かった。ともに敗因は明白で、決して力負けではない。昨年は1400メートルの京王杯SCで3着。巻き返せる力を持っている。
勢い十分に重賞の舞台に挑む
フォーチュンタイムはここまで5戦4勝、2着1回と
パーフェクト連対。
ノンストップでタイトル奪取を狙う。古豪
トゥラヴェスーラは昨年の
スワンSで3着と脚力に衰えがないことを証明した。軽視は禁物だ。
提供:デイリースポーツ