スマートフォン版へ

【フェブラリーステークス展望】中心はダート9戦7勝のエンペラーワケア 根岸S圧勝のコスタノヴァが強敵

スポーツ報知
  • 2025年02月16日(日) 20時43分
0 8
 第42回フェブラリーステークス・G1は2月23日、東京競馬場のダート1600メートルで行われる。勢いのあるG1初挑戦馬たちの争いが見どころだ。

 中心になるのはエンペラーワケア(牡5歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父ロードカナロア)だろう。芝の新馬戦こそ5着に敗れたが、2戦目からダートで9戦7勝2着2回と圧巻の成績。前走の武蔵野Sで初のマイル挑戦となったが、中団から抜け出す王道の競馬で完勝し距離不安を一掃した。今回は横山武史ジョッキーとの初コンビになるが、1週前追い切りに騎乗し栗東・坂路で50秒0―11秒6の猛時計をマーク。ますます力強さを増している。初の大舞台でも大きな期待がもてる存在だ。

 強敵はコスタノヴァ(牡5歳、美浦・木村哲也厩舎、父ロードカナロア)だ。3走前の欅Sでエンペラーワケアを撃破。2キロの斤量差があったとはいえ、1馬身1/4突き放す内容はすばらしかった。当時の勝ちタイム1分21秒9は東京ダート1400メートルの良馬場で史上最速。前走の根岸Sは休み明けで重さの残る仕上げながら2着に4馬身差の圧勝で、能力の高さをまざまざと見せつけた。マイルでも3勝を挙げており、距離に不安はない。逆転は十分可能とみる。

 前走のプロキオンSを逃げ切ったサンデーファンデー(牡5歳、栗東・音無秀孝厩舎、父スズカコーズウェイ)も、勢いは侮れない。定年を迎え、これが最後のG1となるトレーナーのためにも、有終の美を飾るレースぶりに期待したい。

 昨年の覇者・ペプチドナイル(牡7歳、栗東・武英智厩舎父キングカメハメハ)は、15日に栗東・坂路で50秒4の好時計を記録と状態は上々。強力な挑戦者を迎え撃つ準備はできている。

スポーツ報知

みんなのコメント 0件

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。
  • 「いいね!」の付いたコメントが、まだありません。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す