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フェブラリーSの勝ち時計ランキング 史上2頭目の連覇飾った名馬が2度ランクイン

  • 2025年02月18日(火) 12時15分
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 東京競馬場で2月23日(日)に行われるフェブラリーステークス(4歳上・GI・ダ1600m)。84年に創設された一戦で、97年に中央競馬のダート重賞として初めてGIに格付けされた。現在ではサウジCやドバイWCに向かう馬も増えたが、上半期の砂王者決定戦として、また一年のGI幕開けを飾るレースとして存在感を示している。本稿では同競走の開催にあたり、歴代勝ち時計をランキング形式で紹介する。

■1位 1分33秒8 22年カフェファラオ

 史上2頭目の連覇を狙って出走した一戦。前年のフェブラリーS以降はかしわ記念5着、函館記念9着、チャンピオンズC11着と結果が出ていなかったが、得意の左回りワンターンに戻るとあって、2番人気に支持された。雨で締まった速い馬場の中、6番枠から外目3、4番手を追走すると、直線では残り200mを残して先頭に立つ強気の競馬。そのまま2着テイエムサウスダンに2馬身半差を付け、得意舞台での強さを改めて示した。

■2位 1分34秒0 16年モーニン

 デビューは3歳5月と遅れたが、無傷4連勝でOP入り。続く重賞初挑戦の武蔵野Sこそ3着だったが、年明けの根岸Sで初タイトルをつかみ、フェブラリーSには2番人気で出走した。コーリンベリーが前半3ハロン34.1秒の緩みないラップを刻み、直線は差し馬勢が台頭する流れになったが、モーニンは4番手から力強く抜け出していく。最後はノンコノユメに1.1/4馬身差を付け、デビューから1年足らずで古馬GIタイトルをつかんだ。

■3位 1分34秒4 21年カフェファラオ

 新馬戦を10馬身差、続くヒヤシンスSは大出遅れながら1.1/4馬身差、ユニコーンSは速い流れを2番手から5馬身差で3連勝と、初陣から圧巻のパフォーマンスの連続。だが、ジャパンダートダービーは7着、チャンピオンズCは6着と、GIタイトルには手が届いていなかった。21年のフェブラリーSでは好スタートから内3番手を追走すると、直線は楽に抜け出して着差以上の強さを披露。待望のビッグタイトルで、翌年の連覇につなげている。

 今年のフェブラリーSには、東京ダート5戦5勝のコスタノヴァをはじめ、連覇を狙うペプチドナイル、9戦連続連対中のエンペラーワケアなど、混戦模様ながら好メンバーが揃った。25年最初のGIウイナーとなるのはどの馬、どの騎手か。発走予定日時は23日(日)の15時40分だ。

みんなのコメント 5件

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  • 或る競馬ファンさん

    フェブラリーSではないが、良馬場で未だ破られていないクロフネの1.33.3はえげつないな

  • ドゥさん

    競馬新兵の私からみたらカフェファラオはなんで安田記念定期的にだされてたんだろうかw

  • johnseaさん

    全体で見ると外国産馬の優勝は多くないけど、こういう記録で見ると面白いですね

  • ゲスでゲスさん

    改修前とはいえクロフネは何者だったんだろね、2100でもリドパレスちぎりすてたし

  • 嵐山さん

    その年のマイルチャンピオンシップとコンマ1秒、安田記念とコンマ3しか違わなかったクロフネがエグいって

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