8日、東京競馬場で行われたアジ
アマイルチャレンジ最終戦・第58回
安田記念(3歳上、GI・芝1600m)は、
岩田康誠騎手騎乗の2番人気
ウオッカ(牝4、栗東・角居勝彦厩舎)が、好位追走から直線に入り抜け出すと、5番人気
アルマダ(香)に3.1/2馬身差をつけ完勝した。勝ちタイムは1分32秒7(良)。さらに3/4馬身差の3着に9番人気
エイシンドーバーが入り、1番人気
スーパーホーネットは8着に敗れた。
勝った
ウオッカは、
父タニノギムレット、母が
JRA5勝の
タニノシスター(
その父ルション)という血統。叔父に昨年の
ガーネットS(GIII)を勝った
スリーアベニュー(牡6、栗東・小野幸治厩舎)がいる。
06年の
阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)を2歳日本レコードで制し、同年の
JRA賞最優秀2歳牝馬を受賞。昨年は
桜花賞(GI)2着から臨んだ
日本ダービー(GI)で、牝馬としては64年ぶりの優勝という快挙を達成したが、その後は
秋華賞(GI)3着、
ジャパンC(GI)4着など惜しい競馬が続いていた。今年は
京都記念(GII)から始動(6着)し、ドバイデューティフリー(首G1)は4着。前走の
ヴィクトリアマイル(GI)は2着に敗れていた。今回が
日本ダービー以来、約1年ぶりの勝利となる。通算成績15戦6勝(うち海外1戦0勝、重賞4勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。